Prepar3DV4/FSX of Flight Animation

『P3D/FSXに夢中な親父のブログ』 P3D/FSX用リペイントもやってるよ。

いつも当ブログをご覧いただいてありがとうございます。 20180903115438

Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:3

今回は、Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:3Peach Aviation機を導入したい。」です。

 

UT2を折角導入したのに、「ピーチのAI機が見当たらない。関空に行ってもいないな?」と、思ってしまいますよね。

 

これは、UT2にピーチ機のテクスチャーが入っていないために出現しないのです。これに替わって他の機体が出現している訳です。

 

UT2を見るとPeach Aviationの機体は、ちゃんと組み込まれており、スケジュールも下図のように検索すると組み込まれていることが分かります。

f:id:Bngx:20161128223436j:plain

 

しかし、下図を見ての通りPeach Aviationに対応する(MM)、つまりtexture.MM.MMのフォルダーがなく、従ってPeach Aviation機は出現せず、別な機体が出現してることになります。 

(左側のFSX Aircraft Selectionの表示は私がすでにPeach機を割り当てていますので、ここでは無視してください。)

f:id:Bngx:20161128224334j:plain

 このフライトプランにピーチのAI機を割り当ててやればいい訳です。

 

それでは、その手順を説明いたします。

その前に、A320型はエンジン形式が日本では主にCFM型とIAE型があります。今回のピーチはCFM型になります。IAE型のジェットスタージャパンについては、後のシリーズ:4で説明します。)

 

それでは、手順に戻ります。

1.該当する機種(A320_CFM_Peach機)のAI機を探してきて、textureフォルダーを作成する。

シリーズ:2で説明しましたようにWebサイトからピーチの機体を探します。

何機でも導入が可能ですが、今回は2種類のピーチ機を導入してみたいと思います。

 

【一機目】は素晴らしいAI機のリペイントを製作されているYS-15's Notesさんの「MARIKO JET」を導入してみます。

(リンクフリーとのことでしたのでリンクさせていただきました。しかし、画像まではどうかが分かりませんでしたが、ご了承お願いいたします。)

f:id:Bngx:20161128171856j:plain

 素晴らしいですね。感謝ですね。!

 

ここから圧縮フォルダーを解凍すると、9機のリペイントが製作されていいることが分かります。その中のテクスチャーファイルのみを取り出します。

9機を確認するとJA805Pのフォルダーが「MARIKO JET」ですので、このJA805Pの中の2つのbmpファイルを取り出し、フォルダー名をtexture.MM.MM.mariko_Jetとします。

すると、texture.MM.MM.mariko_Jet のフォルダーが一つ完成します。

 

今度は、 

 【二機目】本来ならば、このままクオリティの高いYA-15`sNotesさんの製作されているJA801P他とかのリペイントの方を入れてもいい訳ですが、後のシリーズでも可能性が考えられる?、Wold of AIインストラーを利用することも想定し、AVSIMからも導入してみたいと思います。

AVSIMから下図のピーチ機を探しダウンロードします。FS2004でも問題ありません。

f:id:Bngx:20161128170035j:plain

 

先のシリーズで説明した777-200JAL鶴丸機は普通にダウンロードした圧縮フォルダーを解凍してtextureフォルダーが取り出せましたが、今回の圧縮フォルダーは単純には取り出せません。

下図にあるWold of AIインストーラーが必要になります。

このインストーラーを使って適当な場所に解凍するとtextureフォルダーが取り出せます。入手するのは一番上のインストラーですね。

f:id:Bngx:20161128170034j:plain

 

Wold of AIインストラーで解凍されたフォルダーPeach→aircraft→WoA_DJC_A320-200_CFM→texture.APJ-Peachフォルダーがあります。これを開くと下図の通り、2つのBmpファイルがあり、これがピーチ機のテクスチャーです。

f:id:Bngx:20161128170036j:plain

 

ここで注意しなければならないのは、ファイル名称を変更する必要があります。もし変更しなければ真っ黒なAI機が出現することになります。

これは、すでにあるAircrft.cfgファイル利用することから統一を図るためです。

2機種ともに以下のように変更します。

DJC_A320_CFM_L.bmp → djc_A320_l.bmp (CFMを削除します。)

DJC_A320_CFM_T.bmp → djc_A320_t.bmp (CFMを削除します。)

(大文字でもかまわないとは思います。)

 下図は、texture.MM.MM.mariko_Jetの場合の修正後のファイル名です。

f:id:Bngx:20161129002413j:plain

 

次に、この2つのbmpファイルを1つにまとめたフォルダーを作成します。

フォルダー名を先ほどと同様に今度は標準のtexture.MM.MMとします。

 

これで、texture.MM.MM.mariko_Jet と texture.MM.MM の2機のテクスチャーフォルダーが出来上がりました。

 

2.2機のテクスチャーフォルダーをUT2へ格納する。

2機のテクスチャーフォルダーを格納するフォルダーは 、UT2 Aircraft→320のフォルダーに格納します。

下図のようになります。

f:id:Bngx:20161128233628j:plain

 

3.Aircrft.cfgファイルの追記。

次にAircrft.cfgファイルの追記を行います。

UT2 Aircraft→320のフォルダーにAircrft.cfgファイルがあるので、そのファイルを開いて、下のように2機分の追記を行います。

XXXのところは、最後の通し番号を入れます。(コピーして貼り付けてください。)

[fltsim.XXX]
title=A320-200_CFM_APJ-Peach_JA801P
sim=320
model=
panel=
sound=
texture=MM.MM
atc_airline=AIR PEACH
atc_flight_number=
atc_parking_types=GATE
atc_parking_codes=APJ
ui_manufacturer=Ultimate Traffic 2
ui_type=Airbus A320-100/200
ui_variation=Peach_JA801P
ui_typerole=Commercial Airliner
ui_createdby=Ultimate Traffic 2 / Craig Ritchie
description=Painted by Juergen Baumbusch

 

[fltsim.XXX]
title=A320-200_CFM_APJ-Peach_JA805P
sim=320
model=
panel=
sound=
texture=MM.MM.mariko_Jet
atc_airline=AIR PEACH
atc_flight_number=
atc_parking_types=GATE
atc_parking_codes=APJ
ui_manufacturer=Ultimate Traffic 2
ui_type=Airbus A320-100/200
ui_variation=Peach_JA805P_mariko_Jet
ui_typerole=Commercial Airliner
ui_createdby=Ultimate Traffic 2 / Craig Ritchie
description=Painted by Juergen Baumbusch

 

 このAircraft.cfgファイルの記述は、既記述のものをコピーして、今回のピーチ機の部分のみを変更しただけです。というのは少し違うだけでUT2に認識され場合があるためです。

内容は多少疑問があると思われますが、上記通り追記すれば必ず認識すると思います。 

 

4.UT2を起動して確認する。

下図の通り、Aircraft Repaints→Airbus A320-100/200(320)→Peach Aviation(MM)と選択して、左側のFSX Aircraft Selectionから、Ultimate Taffic 2→Airbus A320-100/200と選択すると、先ほど格納したPeach_JA801PとPeach_JA805J_mariko_Jetが選択できるようになります。

f:id:Bngx:20161129000748j:plain

 

次に下図のように、Peach_JA801PとPeach_JA805J_mariko_Jetそれぞれ選択して、一番下のリストに2機とも反映させます。

そして、一番下にあるCreate Repaint Listをクリックし、セーブボタンでUT2にセーブすると、この2機種がピーチ就航路線の全部に割り当てられます。

割り振られた機種を見るには、シリーズ:2で説明したように就航路線毎のAircraft Repaintsで確認できると思いますが、ここでは割愛します。

f:id:Bngx:20161129000749j:plain

 

5.FSXを起動して確認する。

確認はシリーズ:2で説明しているように、それぞれの就航路線で確認するといいと思いますが、複数機導入した場合は大変ですので、ここはピーチの拠点空港である関西国際空港に行けば確認が早いと思います。

UT2の交通量を100%に設定し、始発くらいの時刻7:00くらいにセットして、見るのがいいのではないでしょうか。

 

このように先ほど導入した2機が駐機していれば拍手ですね。

なお、3機出現していますが、導入は2機ですので1機は同じものになります。

f:id:Bngx:20161130224733j:plainKansai International Airport

 

以上、Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:3Peach Aviation機を導入したい。」でした。

私的には、YS-15's Notesさんの製作されたピーチAI機の導入がお勧めだと思います。

ピーチ機を複数機導入されたい方は、この手順で増やしてやればいい訳です。

  

次回は、Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:4「IAE型ジェットスタージャパン」を導入したいです。 

f:id:Bngx:20161130212945j:plainNarita International Airport

 

これ、AI機とは思えないクオリティの高さです。いいねFAIB 、いいねJetstar Japan

 お楽しみに!

 

Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:2

今回の【Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:2】は、

「UT2のAI機をFSX側の機体を利用してAI機にしたい。」という内容です。

シリーズ:1でも触れましたが、JAL-Japan Airlinesの配下にAustralian Air Expressが入っている問題。これはUT2の収録ミスと思われますが、これを修正する方法が今のところ見つかりません。(今後の課題)

従いまして、今回のテーマでもあるUT2のAI機をFSX側の機体を利用してAI機に変更する手法と同様に対処したいと思います。

 

はじめに問題の件というのは、Flight Optionsから下図のようにJAL-Japan Airlinesを選択するとSelect Operatorに(2options)というようにJALとAustralian Air Expressが表示されます。

f:id:Bngx:20161129195543j:plain

 

このAustralian Air Expressは本来JALでなければならないのですが、今のとことどうしようもできません。

他にもこのようなデータがあるかもしれませんね。このページの右下で全部探がしてみればわかると思います。

f:id:Bngx:20161127002933j:plain

 

本題に戻って、JAL-Japan Airlines配下のAustralian Air Expressが就航している路線を見てみると、下図の通り松本空港を筆頭に日本国内24路線就航してることが分かります。

この24路線すべてをサーチして見ると機種はE70(エンブライル170)とCR2(CRJ200)であることが分かります。

f:id:Bngx:20161126200456j:plain

f:id:Bngx:20161126201025j:plain

 

そして、このE70とCR2にUT2のどの機体が割り当てられているかをE70を例にとって見てみると下図の内容になっています。

この割り当てを変更すればいい訳です。ここで一つ一つ割り当が変更できますが、大変ですのでこれから一括で割り当てる方法を説明します。

f:id:Bngx:20161126200459j:plain

 

1.Aircraft Repaintsに戻って、下図のようにEmbraer170(E70)を選択、JAL-Japan Airlines(JL)を選択、Australian Air Express(XM)を選択します。

左側のFSX Aircrft Selectionから自分の割り当てたいFSX側の機体を選択するのです。

下図は私の場合で、Embraer-feelthere/Wilco Embraer170を導入していますので、そのリペイントJ-AIR_JA223Jを割り当てたものです。

一番下のリストにすでに表示されているリストをRemove Aircraftをクリックして一旦削除してからAdd to AssingnmentsをクリックしてJ-AIR_JA223Jをリストに表示させます。

ここで、一番下のCreate Repaint Listをクリックし、さらにSave AssignmentsをクリックしてUT2にセーブします。

これで、JAL-Japan Airlines(JL)配下のAustralian Air Express(XM)におけるE70はJ-AIR_JA223J機のAI機にすべて変更されました。

f:id:Bngx:20161126200457j:plain

 

2.変更の確認

 変更の確認は下図の通り、Flight OptionsからDeparture AirportをE70機が就航している路線、たとえば、RJFM(宮崎空港)を選択してみます。

 ここでまず、リストの一番上の07:35、Mon(月曜日)をクリックして選択しておきます。

f:id:Bngx:20161126221644j:plain

 

そして、一番下にあるAircraft Repaintをクリックすると下図のようにJ-AIR_JA223Jに変更されていればOKです。ひとつ確認できれば全部確認する必要はないと思います。

f:id:Bngx:20161126221645j:plain

これで、UT2を終了する。

 

3.FSXを起動して確認する。

今度は、FSXを起動してRJFM(宮崎空港)を選択して、現在時刻を出発の5分前程度07:30にセットし、曜日は月曜日をシリーズ:1と同様密度100%に設定(必ずしも100%に設定する必要はありません。交通密度が低い時で出現していない場合のみでいいと思います。)

このようにJ-AIR_223Jが駐機して、07:35に出発すれば拍手ですね。

f:id:Bngx:20161126223307j:plain

 

今度はCR2機について割り当てを変更したいと思います。

割り当てたい機種は、CRJ200型機ではなくEmbraer-feelthere/Wilco Embraer170機のA-AIR_tohoku_JA_221J機にしてみたいと思います。

 

1.UT2を起動して、Aircraft Repaintsを開き、変更したい機種はCRJ200ですので下図のように(CR2)を選定、JAL(JL)を選定、Australian Air Express(XM)を選定する。

 

すると下図のようになると思います。

左側を見ると、現在のAI機はUltimate Traffic 2が選定され、Canadair Regional Jet 700 、Defaultが割り当ててあることが分かります。

f:id:Bngx:20161126200500j:plain

 

これを今度は、先ほどのE70の場合と同じく、下図のように左側のところでEmbraer-feelThere/Wilcoを選択、Embraer 170を選択、Embraer 170 J-AIR tohoku_JA221Jを選択します。

下のリストの表示UT2 Canadair Regional Jet 700表示を一旦削除して、下図のようにJ-AIR tojoku JA221Jをセーブします。これで、JAL配下のAustralian Air Express(XM)機のCR2機はJ-AIR tojoku JA221Jに割り当てが変更されました。

f:id:Bngx:20161126200502j:plain

 

2.変更の確認

E70と同様にFlight Optionsを開き下図のように選定します。

CR2が就航している路線、RJCC-New Chitoseを選択してみます。

f:id:Bngx:20161126200503j:plain

 

Aircraft Repaintをクリックすると下図のようにJ-AIR tohoku JA221Jに変更されていればOKです。

f:id:Bngx:20161126200504j:plain

 

 3.FSXを起動して確認する。

FSXを起動してRJCC(新千歳空港)を選択して、現在時刻を出発の5分前程度07:25にセットし、曜日は毎日就航なので何曜日でもいいです。密度も結構高いのでこのままでも出現すると思います。

このようにJ-AIR tohoku_JA221J機が駐機していれば拍手ですね。

そして07:30に女満別空港へ出発します。

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以上、今回はJAL-Japan Airlines配下のAustralian Air Expressの問題も同時に対処する説明でしたが、基本的にはUT2のAI機をFSX側の機体に割り当ててAI機に変更する手順です。

このケース:2はFSX側の機体を利用することから、通常のAI機のデータ量に対し、当然FSX側の機体はデータ量が大きいため、FPSに大きく影響を与えます。

また、E170ではカーゴドアが開いたまま飛行するというような状況もありますので対処が必要になります。

従って、FSX機体をあまり多く割り当てないように注意してください。

 

次回シリーズ:3は、予定通り、【Ultimate Traffic 2 やりたいことシリーズ:3】「Peach Aviation機を導入したい。」です。