Prepar3DV4/FSX of Flight Animation

『P3D/FSXに夢中な親父のブログ』 P3D/FSX用リペイントもやってるよ。

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動画キャプチャーソフト (Fraps VS D3DGear)

Flight Simulatorユーザファンは、誰もが自分の飛んでいる機体の様子や離着陸の様子、さらには風景等を動画やショット画像で見たいものですよね。 また、その様子をYouTubeなどで記録管理しておくとか公開したいという方も少なくないのではないでしょうか。

そんなとき画像キャプチャーソフトが必要になってくる訳ですが、私は、FSXの動画を録画する場合、いろいろなキャプチャーソフトがある中で、FSXの世界と言わず、ゲームの世界でもメジャーな Fraps を利用しています。 当然、FSXとFrapsの両方を起動させ録画するのですが、どうしてもFSXのフレームレートが感覚として10fps前後低下して、カクカク状態が発生します。

ヌルヌル状態をと思えば、PCをハイスペックなものに買い換えれば多少よくなるとは思いますが、そう簡単にはいきません。 そこで、Frapsよりフレームレートに影響されないようなキャプチャーソフトはないものかと探したところ、「うちのはFrapsよりフレームレートがいいよ」と、 うたっている D3DGear というキャプチャーソフトがあるではありませんか。

とりあえず無料版をインストールして確認してみたところ、問題無いようですので、さっそく購入して比較してみました。 まずは、動画で比較してみます。 同じ条件のもと、FSXミッションの中から東京シティ秘密指令で比較してみます。

設定は、DirectX10:OFF、ENB SeriesをONにして、FSXのフレームレートを無限、Fraps、 D3DGearのフレームレートを30FPSの場合と60FPSの場合の2通りを比較してみました。

【Fraps VS D3DGear 30FPS】 【Fraps VS D3DGear 60FPS】

それぞれ、細かいところまでの比較はできませんが、私のPC環境でFSXを使う前提で比較した場合、概ね以下の表の通りです。

【PC】≪G-Tune≫ NEXTGEAR-MICRO im800PA9 Windows7 Home Premium 64bt Core i7-960 @ 3.20GHz TB3.46GHz 12GB 

GeForceGTX580 1.5GB HDD-2TB OCZ Synapse 2.5" SSD 128GB

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【FSX】⇒【ACCELERATION】 REX Essential PLUS OverDrive Ultimate Traffic 2 EZdok Camera addon for FSX

【Fraps VS D3DGear】

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【画像表現力】 Frapsは画像(色彩)をそのまま録画するのに対し、D3DGearは少し明るく録画するようです。 また重要なのが、ENB Series(光と影をリアルにしてくれる無料ソフト)をONにした場合、Frapsは反映されますが、D3DGearではその違いはなく、光と影のリアル感がなくなります。

このことについてはD3DGearのサポートに問い合わせたところ、「最新V4.30を使って確認してよ。」ということでしたので確認しましたが無理なようです。今後のアップデートに期待したいと思います。

FPS】 ここが一番重要なところで、D3DGearの方がFPSがいいようです。いいと言っても感覚ですが5~10FPS前後でしょうか。でもこの5FPSが大きな違いがあります。カクカク感が低減されます。

【画面解像度】 Frapsはフルサイズとハーフサイズから選択、D3DGearは複数から選択、どちらも高解像度の録画はできるので、そう問題はないと思います。

【マルチスレッド】 D3DGearは、オートから8スレッドを選択、Frapsは選択なし。 D3DGearで、オートから8スレッドそれぞれ試すも、タスクマネージャーのグラフを確認するとそれぞれ動いているのがわかるのですが、影響度がいまいち判別できません。

【録画データ容量】 一概には言えませんが、同じ動画を録画した場合、D3DGearの方がFrapsの概ね1/10程度の容量でした。 動画編集時には、D3DGearの方が容量が軽い分快適と思われます。 もしかしたら、この部分が、ENB Seriesを反映しないのかもしれないですね。

【ムービーフォーマット】 D3DGearはAVI1、AVI2 (OpenDML) 、WMVの3形式、FrapsはAVIの1形式のみ。 ここは、今のところAVI形式であれば問題ないので、特に問題なし。

【ビデオエンコーディング技術】 D3DGearは、MPEG-4 Ver 2 codec、Motion JPEG codec、Windows Media Video 9 、Huffyuv Lossless codec.の4形式、Frapsは独自の1形式のみ。これも今のところ問題ないので、特に問題なし。

【オーバーレイ】 オーバーレイは、画像と自分の顔とかを一緒に録画する技術のようです。

ビデオゲームBroadcasting テクノロジー】 これは、実際どのように利用するかよくわかりませんが、ブロードキャストは、ネットワーク内で、不特定多数の相手に向かってデータを送信することのようですので、今は、特に問題なし。

【評価結果】 評価として、フレームレート(FPS)を重視するならば『D3DGear』 モニターの画像(色彩)を重視するならば『Fraps』 ということでしょうか。 十分な比較とは言えませんが、少しでも参考になれば幸いです。