やってみたくなるクロスウインドランディング(横風着陸)
飛行機は着陸する場合、滑走路の中心線上をキープしながら着陸します。
しかし、横風が強風の場合はその中心線上をキープして着陸することが非常に困難になってきます。
横風着陸の方法としては、翼を水平にしたまま機首を風上側に向けて飛行する方法(クラブ姿勢)と、風上側にバンクをとって横すべりしながら機首を滑走路に正対させる方法(スリップ姿勢)があります。
通常、高い高度ではクラブ姿勢をとりながら進入を続け、接地直前にスリップ姿勢に移り(デ・クラブ又はウィングローという)機首を滑走路に正対させて、風上側の車輪から接地する方法をとります。
この横風の制限値は、機種、各航空会社及び空港ごとに横風の方向や風力、路面状態などの要素などによって、限界が設けられていて一概には言えませんが20ノットから35ノットくらいが限界の目安のようです。
そこで、今回はその横風着陸の訓練をしてみたいと思います。
訓練する空港は、Fpsが比較的高い下地島空港でRWY17を使用して訓練をしてみます。
FSXの気象設定で、ほぼ横風成分が1となる右直角方向260°から30ノットのクロスウインドを設定します。
RWY17へのアプローチは、機種によってILS又はビジュアルで行います。
アプローチ及びランディングのイメージはクラブ姿勢からウイングローという方法での着陸を目指します。
手順① クラブ姿勢をとりランウエイセンターをキープしながらアプローチ する。
手順② 速度と降下率を注視しながら、必要に応じて右に少し操縦桿を傾けバンク(エルロン)を入れる。接地前に操縦桿を引いて機首を起こし(フレア)、左足ラダーを踏み込むウイングローにより、なるべくドリフトしないようにランウエイセンターをキープしていきます。
イメージは簡単なのですが、これが超難しいです。
大型機ではクラブのまま降りることもあるようですが、小型機はクラブのままではタイヤやギアに負担がかかり、あまりよくないようで全体的にはウイングローに変えてから降りるのが一般的のようです。
しかし、さすがに30ノットのクロスウインドでは、なかなか思うようなランディングには程遠いです。
まだまだ訓練です。
FSX Cross Wind Landing - YouTube
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